会社経営者や自営業者のローン審査は厳しいものなのでしょうか?@
一般的に、中小零細の会社経営者や自営業者というのは、
サラリーマンよりも収入の安定性が低いと見られがちです。
住宅ローンで最も重視されるのは、
安定した収入があるかどうかということなので、
審査では、企業経営が安定的に収益を生み出し
今後も生み出すかどうかや、事業の収支に問題はないか
などが見られることになります。
会社経営者や自営業者のローン審査は厳しいものなのでしょうか?A
よって、一般のサラリーマンの審査に加えて、
会社経営者でしたら、
会社の業績や安定性について決算報告書で、
自営業者でしたら
事業の継続性について確定申告書で、
細かく審査されることになります。
決算書や確定申告書は、
一般的には2〜3期分求められますので、
住宅ローンを組む予定のある場合には、
節税などによる所得圧縮は控え、財務内容を良くしておくのがよいでしょう。
会社経営者の審査におけるポイントは?
会社経営者の場合は、
会社の経営がうまくいかなくなった際には
経営責任をとる必要があるといったリスクがありますので、
企業の業績や財務状態が審査のポイントになります。
また、たとえ黒字決算であっても、
会社自体が債務超過に陥っていると、
審査は当然厳しくなりますので注意してください。
自営業者の審査におけるポイントは?
自営業者の場合は、
審査の際には経営に問題がなくても、
ほぼ形式的に確定申告書の所得で見られるます。
節税で赤字にして、所得を低くしている場合には
審査に通らないことがありますので注意が必要です。