購入できる住宅の価格は?
購入できる住宅の価格というのは、次の2つによって決まります。
■用意できる自己資金の額 ⇒ 頭金+諸費用分
■月々に充てられる返済額
資金計画の際には、この2つがポイントになります。
頭金はどのくらい用意すればよいですか?
一般的には、住宅購入時に支払う頭金というのは、
購入価格の2割以上を用意しなければならないといわれています。
これは、住宅ローンを貸し出す多くの金融機関が、
融資率(担保率)を購入価格の8割程度を目安にしているから
ということがあります。
なので、仮に
頭金として1,000万円用意できるという場合には、
その5倍の
5,000万円までのマイホームが購入できるということになります。
もっとも、なかには
8割を超えて借りられる場合もありますが、
借りるほうの立場からは、
できるだけ頭金の割合を多くして借り入れを減らし、
購入後のローン返済や生活にゆとりを持たせたいところです。
頭金だけでなく諸費用分も用意するのですか?
住宅購入時には、
物件の購入代金だけでなく次のような費用もかかります。
■税金
■各種保険料
■仲介手数料
■引越費用…etc
なので、これらの諸費用にかかる分については、
頭金とは別に準備しておく必要があります。
諸費用の目安はどれくらいですか?
ケースバイケースでもあるのですが、
一般的な目安としては以下のようなところです。
■新築分譲住宅を買うとき
・物件価格の3〜5%
■中古住宅を買うとき
・物件価格の5〜10%
なので、5,000万円の新築住宅でしたら
150〜250万円となりますので、
頭金を2割とすると
1,150〜1,250万円程度の自己資金が必要になるということになります。